35巻にて、ワブル王子のただの従事者というポジションでありながら、かなりの存在感を見せるのが彼女・・

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シマノ。

クラピカにも確かにそう呼ばれています。
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ところが35巻99ページでは突然シマヌになっています。
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なぜだ?


まさか、彼女の名前は、シマノ=シマヌという名前?

それともクラピカ、彼女のとっさの機転に親しみを込めてあだ名をつけてしまったのか?
はたまたただの誤字か・・

真相は謎ですが、ただ者ではない活躍をしてくれました。


●シマノ=シマヌの活躍

第1王子ベンジャミン、第3王子チョウライ、第5王子ツベッパから同時に電話がかかって来た際、最初に誰に出るべきか迷うクラピカ。

そこで他の王子の抑止力になると考え、第1王子の電話に出ることを決断。
シマノに交換台へ伝えてもらい、電話に出ると・・・

第3王子チョウライの電話。
つまり、シマノはクラピカの指示に従わず、独自の判断で第3王子に繋げたのです。


なぜシマノは第3王子に繋げたのか、その理由は・・・

・第1王子は冷徹。交渉や命乞いで考えを変えないので電話の目的は、私たちに死に様を選ばせること。私は死に方に興味はない、生きたいのだから。


・第3王子は自ら受話器を持ち、直接交渉する程には寛容。しかし順番を待たずに切るくらいには高慢。殺し合いは避けたいと思いながら、いざとなればためらわない優しさと残酷さを併せ持つ人物。
ゆえに機嫌を損なわず付き合ってさえいられれば標的にされることはない。



・第5王子の目的は上位王子に国政を握らせることを阻止すること。それが叶えば国王と折衝し下位王子達への恩赦を勝ち取るだけの政治力もある。
そして第3王子を優先したとしても、それを屈辱と考える性格の方ではない。


※折衝(せっしょう)・・・有利にことが運ぶよう、駆け引きをすること

以上の理由からシマノ=シマヌはクラピカの指示に従わなかったわけです。
そして、この的確な判断は結果的にクラピカに賞賛され、「君の助言が必要だ、思ったことはなんでも言ってくれ」とまで言わしめています。


最初は、「まさかこの人物、クラピカをハメた?」
「ワブル王子暗殺を企てる悪者か?」と思ってしまうほどの顔の圧力でしたが、ただ顔が特徴的なだけで有能な従事者だったのです。